この度、野田英彦特任教授、折田久幸教授(工学部工学科)のグループが、80℃の低温排熱で氷点下冷熱を製造できる吸収式冷凍機の開発に成功しました。この研究は、2020年から開始された、国立研究開発法人 新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」の一環として進められているものです。前期3年の研究が終了し、研究実績が認められて2年の継続となりました。
今後は、東京電機大学や高砂熱学工業のスラリー氷製造機、中央大学の吸着蓄熱装置と結合したシステムを本学で完成させ、低温の排熱で氷が製造できることを実証します。
本研究について、4月6日(木)に記者会見を実施しました。野田特任教授による研究内容の説明の後、開発した装置の見学を行いました。
(2023年4月7日 掲載)