生命環境科学コースの田中義幸教授が放送大学面接授業「環境と生物~種差海岸で考える~」を開講しました!

 2017年より、6月~7月の大きく潮が引く週末に種差海岸インフォメーションセンターにおいて開講している放送大学青森学習センター(石川善朗 所長)の面接授業「環境と生物~種差海岸で考える~」。今年は6月22日(土)、23日(日)に通算7回目の開講を迎えることができました。

 例年、日本中から受講生をお迎えしていますが、今年も京都や関東地方をはじめ全国から20名の受講生に参加いただくことができました。ニッコウキスゲやノハナショウブが咲き乱れる沿岸植生や、潮間帯の動植物をじっくりと観察いただき、生物の分布の特徴、その多様性や生態系機能について、みんなで考え、議論しました。

 海藻試料の採集については、深川修一部会長をはじめ八戸市南浜漁業協同組合深久保部会の皆様にご協力いただきました。ここに記して感謝の意を表します。

 本講義は、来年2025年度にも開講する予定です。

 2024年6月29日13時30分から、サテライトキャンパス「ばんらぼ」において、公開講座「みんなで作る種差海岸 花マップ!」も担当します。皆さま、お誘いあわせの上、お出で下さい。

本講義に関連する研究成果:季節外れのニッコウキスゲ

(2024年6月25日 掲載)