文部科学省「大学?高専機能強化支援事業」採択に伴う教育進化の取り組みについて

 球探体育比分_足球比分网-在线直播は、1972年に八戸地域が新産業都市として発展していくことを支えるため、自治体、産業界、教育界からの強い要請に応え、次世代の技術者を育成することを目的に設立されました。
 現在は、工学部工学科5コースと感性デザイン学部感性デザイン学科を有しています。本学はこれまで、「工学」と「デザイン」の融合を通した共創教育を実施しており、それぞれ異なる視点から相互に影響を与え合い、協働して新たな価値を創出し、創造的な発想をもって社会問題に取り組むことのできる人材育成を行ってきました。
 既にご周知のとおり、本学は文部科学省「大学?高専機能強化支援事業」に採択されました。本事業は、デジタルやグリーンといった成長分野を牽引する高度専門人材の育成に向けて、意欲ある大学等へ国が機動的かつ継続的な支援を行うものです。
 この採択を機に、本学のコンセプトである「工学×デザイン×地域」をさらに進化させ、工学とデザインの「文理融合型教育」や「AI教育」「デザイン思考教育」を充実させるべく、現在検討を進めております。


【現時点での構想案】
① 環境?エネルギー産業集積地である当地の状況を鑑み、主にカーボンニュートラルに関する地域企業の課題からグローバルな課題の解決を図るグリーン分野での人材育成を進める予定です。

② デジタル分野については、隣県内陸部は企業立地の促進や先端技術産業の振興が盛んな地域であり、地域企業との連携はもちろんのこと、これら他地域との連携を含め、時勢に即した研究の活性化?充実化を図り、必要とされる技術者の育成に努める方針です。

③ グリーン分野、デジタル分野とも、これからの社会課題解決に必須な「デザイン思考」の育成を核に、文系?理系といった既存の考え方に捉われることなく、感性デザイン学部で培ってきた教育プログラムをこれまで以上に融合することで、「工学×デザイン×地域」を高度に深化させた人材育成教育の構築と実践を進める計画です。

④ 情報学、先進的な工学、デザインの融合による学際的なアプローチを取り入れ、多様な視点を持つ人材の成長を促進する考えです。

 この構想は、未来の社会で必要となる高度な技術や知識を有する人材の育成に向けた重要な取り組みとして位置づけております。
(記載内容は今後の検討により変更となる場合があります。)