「八戸合同庁舎を題材とした産官学連携ワークショップ」を実施しました

 12月22日(月)、『八戸次世代塾~PFIパートナーズと学ぶ八戸合庁の整備~』No.1と題して、八戸合同庁舎を題材とした産学官連携ワークショップを実施しました。現在同庁舎は建て替えの検討がされており、新庁舎の建設が始まっています。今回は、青森県庁と事業の特別目的会社(清水建設?佐藤総合計画?八洲建築設計?穂積建設工業?三菱電機ビルソリューソンズ?三八五流通)の解説を聞き、合同庁舎のより良いあり方について意見交換を行いました。

 参加したのは建築?土木工学コースの3年生と4年生です。学生は事業や工事の内容などを聞いた後、6班に分かれてグループワークを実施。建築士や大学生といった立場の違うペルソナが設定され、利用者ごとの使いやすさや過ごしやすさについて意見交換しました。

 新庁舎は、防災拠点機能の強化や、より利用しやすい窓口サービス、ユニバーサルデザイン視点の提供が期待されているそうです。ワークショップでは行き先がわかりやすいサイン、来庁者に応じた建具の引戸化、敷地内バス停、庭に遊具、カフェの設置、食育教室の開催、小児科クリニックマップや周辺飲食店マップの掲示などの意見が出ました。今回学生たちが提案した内容が取り入れられる可能性も。新庁舎の使用開始は2027年が予定されています。

(2025年12月26日 掲載)