「たたらづくりのマグカップを作ろう」と題した石毛先生による陶芸教室が7月29日~8月1日、1期と2期に分けて開催されました。これは、八戸市中学校美術教育研究会と連携のもと、中高の美術科教員を対象に行われたものです。
たたらづくりとは、薄くスライスした粘土で作品を作る技法のことです。今回は、5ミリの厚さの粘土を円筒に巻きつけることでマグカップを制作しました。1日目は本体とハンドルを成形し、2日目にハンドルを取り付ける作業を実施。マグカップのほかに小鉢などの制作も行われ、賑やかな教室となりました。参加した方々は繊細な作業を楽しみながら行っていました。
成形した型は、一週間ほど乾燥させた後、素焼き?施釉?本焼きを経て完成となります。本学にある電気釜で焼き上げることができます。ガラス質をコーティングする釉薬にはさまざまな種類があり、完成品は色とりどりになることでしょう。
素焼き前 完成した作品例
(2021年8月2日 掲載)