平成26年度学生チャレンジプロジェクト事業(学チャレ)報告

県産品の機能性を活かす食品の開発

グループ名称 食品研究会
活動団体 課外活動
代表者名 近藤 士靖
指導?相談?助言教職員名 青木 秀敏

目的

サバ味噌ふりかけ

地元青森県で産出される農水産物の機能性を活かした新しい食品として、八戸が誇るサバの美味しさを手軽に味わえる「ふりかけ」と、南部町の特産品として認知度の低い食用菊「阿房宮」を使った菊スイーツの試作?評価を行い、地域の食品産業へ貢献することを目的としています。

これまでの活動?取組内容

阿房宮30%入り米粉パウンドケーキ

ふりかけ班は、キャンパスベンチャーグランプリ東北2014の審査会にて「地元の魚介を活かした新しいふりかけの提案」で最優秀賞を受賞しました。菊スイーツ班は、キャンパスベンチャーグランプリ東北2014の審査会にて「八戸の特産品「阿房宮」と岩手の「ゆいこがね」を使ったスイーツの提案」で東北経済産業局賞を受賞しました。また、「学生まちづくりコンペティション」等で、成果発表を行いました。

今後の展開?活動

今回の活動を通してふりかけと菊スイーツが高く評価されたため、商品化に向けた取り組みをします。地域の食品の知名度を向上させるために食のイベントに参加し、食品研究会が八戸市内において参加企業を募り、食のPRイベントを開催できればと考えています。

大学敷地内デザイン化プロジェクト

グループ名称 カルテット
活動団体 K科有志
代表者名 野添 実咲
指導?相談?助言教職員名 夏坂 光男

目的

製作の様子

普段生活を送っている自然豊かな敷地を、今よりもっと何かに活かすことは出来ないか、キャンパスの魅力を学外や学内の人に知ってほしい、自分たちもキャンパス内で楽しみたい、そういった学生のリアルな気持ちから屋外リノベーションプロジェクトを立ち上げました。

これまでの活動?取組内容

授業での活用

季節を感じながらコミュニケーションの場を広げ、学生の意欲の向上や学内活性化をコンセプトとし、学生や教職員、訪れた高校生や一般の人が必要に応じて自由に利用することが出来、校舎内からも見渡せる屋外空間を活用したウッドデッキを設置しました。

今後の展開?活動

このプロジェクトは、私達自身の活性化のために大学にあれば良いなと考えたデザイン空間ですが、単なる場の提供ではなく今後、多くの人が「今日はあそこに集合!!」という声が自然と聞こえてくるコミュニティの場にデザイン展開していきたいと考えています。

青森県 近?現代建築歩き方ガイドマッププロジェクト

グループ名称 ADL (建築デザイン研究部)
活動団体 課外活動
代表者名 飴田 亮太
指導?相談?助言教職員名 月舘 敏栄

目的

制作したガイドマップ

青森県には歴史ある建築物が残されているだけでなく、近?現代建築が世界的に有名な建築家によって建られています。建築は街づくりに欠かせない要素ですが、一般にはあまり知られていないのが現状です。そこで、近?現代建築や街並みを調査し、建築文化の視点から街づくりに役立つ「建築歩き方ガイドマップ」を制作します。建築に関わる人だけではなく一般の人にも建築に興味を持ってもらい、新しい地域活性化につなげることが課題です。更に、建築を学ぶ学生として、建築を目指す中高生の進路ガイドブックとなることも目的のひとつです。

これまでの活動?取組内容

制作したガイドマップ

青森県内の建築物からガイドマップに載せるべき50の近?現代建築物を選定し、三八、青森、津軽地区における近?現代建築物のフィールドワークを行いました。その後、メディアを利用した情報収集、そして各建築物の管理者?市の関係者への聞き取り調査を行い、それらを基にガイドマップを編集しました。

今後の展開?活動

ガイドマップが無事完成し、来年度から建築を学ぶ学生や観光客の方々へ配布しました。このガイドマップは青森県内の建築物に関する情報が多数掲載されており、これらを青森県の地域発展に役立て、地域に成果を還元して行けるような活動をして行きたいです。今後の展望としては、調査した建築物を元に観光プランを作成することにより、県外の人々にも青森県内の建築物を知って貰う事を期待しています。