本学が実施している、地域の課題解決に向けた取り組み「アーチプロジェクト」のインフラ分野において、このほど橋梁メンテナンス体験施設を整備しました。橋梁を中心としたメンテナンス技術者の育成?高度化を目的とし、実践的な研修を通じて地域の人材育成を推進していきます。子どもたちがインフラに触れ学ぶことで興味関心を高めることや、新技術の実証?研究フィールドとして活用されることが期待されます。
12月11日(月)は、報道機関向けに施設の説明会?見学会を実施しました。まず金子賢治学長補佐が、アーチプロジェクトの概要と今回の施設整備の経緯を説明。整備にあたり本活動に賛同いただいた企業による寄付も活用したことに触れ、地域に開かれた大学を目指した取り組みを紹介しました。続いて、阿波稔学長補佐が、施設の特徴を説明。自然災害や老朽化に伴う事故など、課題を抱えている現代のインフラ。その維持管理を担う技術者の育成や、新技術の実証?研究フィールドとして活用されることが期待される施設です。また一般にも広く公開し、インフラへの興味関心を高めてもらいたいと考えています。
その後、大学構内にある現場に移動し施設を見学。実物大で長さ16メートルの施設では、橋梁の構造?しくみや部位?部材、劣化、補修?耐震補強などについて学ぶことができます。また、昭和から現代それぞれの設計示方書により構成されていることから、技術の変遷についての学習も可能。阿波教授は、全国でも珍しいこの体験施設について、「実物大の橋を間近で見られる機会は貴重」とし、次世代の技術者育成に意欲を示しました。
(2023年12月13日 掲載)
●2023年12月20日(デーリー東北)
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(2023年12月21日 更新)
●2023年12月25日(デーリー東北)
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(2023年12月26日 更新)
●2024年1月6日(東奥日報)
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(2024年1月12日 更新)