4月 21, 2025

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新任の先生方を紹介します

工学部工学科(建築?土木工学コース)
吉浦 温雅 講師

 建築?土木コースに赴任となりました。前職では、建築環境工学と建築設備を専門に、大学での教育に務めて参りました。
 学生時代から、建築ストックの省エネ化をキーワードにして研究へ取り組んでいます。学位論文は、住み続けた家を残したいという所有者の意向や、まち並みの景観の保護などの理由で行われる伝統民家の改修を対象に、コストを考慮する視点から、冬期の温熱環境を改善する技術についてまとめました。
 最近は、夏期に室内でオーバーヒートが生じるコンクリート造の屋根を対象に、蓄えられた日射熱の夜間の放熱による温熱環境の悪化や、冷房負荷の増大の解消を目指して、二重屋根の研究をしています。これは、屋根面から一定の間隔を設けて日射の遮蔽材を設置し、その間の通風を図ることで、日射熱の多くを屋外に放散させるものです。
 本学での成長を通じて、地域での脱炭素化の取り組みにも関わりたいと思っております。よろしくお願いいたします。


感性デザイン学部 感性デザイン学科
戴 周杰 助教

 4月より、感性デザイン学部感性デザイン学科の助教として着任しました。
 中国湖南省出身で、今年で来日10周年という節目を迎えます。専門領域は「映画?映像」になりますが、映画作品の作り手と、映画祭や映像文化の担い手といった2つの立場から研究を行っています。私の研究室では「映画製作」と「アートマネジメント」の2つキーワードを加えた「映像文化」を中心とした教育?研究を行いたいです。
 これまでは地域密着型の公立文化施設にて様々な文化芸術イベントに携わってきました。その経験を基に、机の上で学ぶような理論知識だけでなく、現在進行形で生きた課題に向き合いながら、理論と実践を往復したいと考えています。また、地域に根差している大学のため、学生と市民を一緒に巻き込んだ地域の活動ができたらと思います。
 さらに、北東北有数の産業都市でもある八戸市は、県内で外国人が一番多く暮らしている街のため、自らのアイデンティティーを活かして、多文化共生や国際交流を軸にしたプロジェクトを実践していきたいと思います。
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


地域産業総合研究所
本多 進司 特任准教授

 このたび地域産業総合研究所に配属され、サッカー部監督に就任しました本多進司です。
八戸工大二高出身で、卒業後は県外へ出て、前職は宮城県多賀城市のソニー㈱仙台テクノロジーセンターで勤務しつつ社会人サッカーチームのソニー仙台FCに所属し、仕事とサッカーを両立してきました。
 30年ぶりにキャンパスを踏み入れ、高校時代に仲間と鍛錬を重ねたサッカーグランドが当時と変わらず残っており、その時の思い出やこのキャンパスに戻って来た喜び、再び情熱を燃やす時が来たという熱い思いが沸き上がって来ました。
 新たな挑戦となりますが、点滴石を穿つの精神で、私自身も学ぶ姿勢を大切にしながら、まだまだ成長していきたいと思います。
 趣味は、キャンプとラーメン談義です。健康意識でラーメンは控えめになりましたが、青森の大自然でのキャンプは楽しみにしております。キャンパスで見かけた際は気軽にお声がけください!どうぞよろしくお願いいたします。

学生のさらなる満足度向上へ、構内施設をリニューアル

 本学ではこの度、構内施設を一部リニューアルいたしました。その一つが、多目的ホールです。これまで、講義や講演会、フリースペースとして活用してきた同ホールを、より過ごしやすい空 間にするため改修を行いました。什器の入れ替えや内装の洗練化を行ったほか、一人での利用がしやすい席を新設。新たな学生の居場所となることが期待されます。これには、球探体育比分_足球比分网-在线直播50周年記念でいただいた寄付金と、本学第7代学長、故?髙橋燦吉 氏のご遺族による寄付金を活用しました。

●2025年4月17日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2025年4月21日 掲載)